世界で進むペーパー回帰・・・・という記事
電子化によるペーパーレスが著しく、中々厳しい日々が続く我が業界。
そんな中で、前にも書いた「プラスチック包材使用制限」類いのニュース記事を目にする機会が段々増えてきた。
今日まわってきた業界紙にも「世界で進むペーパー回帰」という記事がトップだった。抜粋すると。
【英国】
・使い捨てプラスチックの使用を2025年までに禁止する方針。
・エリザベス女王は王室施設内では食器に陶器やガラス、または紙コップに。
・大手食品スーパーは5年以内に自社ブランド商品のプラ製包装資材の使用をやめる。
【米国】
・マクドナルドがパッケージを再生可能な素材にすることを発表。2020年までに全世界で紙製容器包装類を認証紙またはリサイクル原料とすることを決定。
・カリフォルニア等の一部の州でプラ製レジ袋の使用を禁止し、再生可能な紙への転換が進む。
とある。ペーパーレスに苦しむ我が業界だからこそ、これだけクローズアップされているのかと思いきや、意外に世間一般的な問題のよう。
先週末、夕飯の支度をしながらテレビを聞いていたら、(どこの局か覚えていません)プラゴミの海洋投棄問題を特集でやっていた。
海鳥やウミガメの死骸を解剖すると胃から多くのプラスチックが出てきたとか。
海に漂うプラスチックゴミ。大きいものはすくって処分することは可能だが、ぶつかり合って最終的にマイクロプラスチックになってしまうと数百年から数千年も分解されず海底に沈殿してしまうとの事。
過大な期待はしていないが、業界としては微かな希望が見えるチャンスではあるので、遅れずについていきたい。