破った紙の画像を割り符に

4月2日(月)
今朝の日経の記事に興味深い記事が。

日本大学の富田章裕准教授が開発中の技術。

文字が書かれた紙をちぎって割り符にすることで、連絡先を交換することなく電子データを受け渡せるという。

破った紙片を相手に渡し、送る側は手元の紙片を撮影し、その画像と電子データを専用サイトに登録。受け取る側は渡された紙片を撮影しそのサイトに送り、両方の紙片の断面の形状や文字列の行数や文字数が合致したときにアップされた電子情報を受け取れるという仕組み。

紙片をなくしてもそれが割り符とは誰も思わないので、情報漏洩対策になると考えられている。

デジタルは便利ではあるが、現状の技術レベルでは限界もある。先月、金澤倶楽部の山田社長が講演で、「ネットはアナログとの融合に成功の可否がある」と言われていた。

アナログ業界の最たるところで商いとしている弊社として、今一度世間にアナログの有効性をPRしていかなければいけないと改めて実感。