破った紙の画像を割り符に
4月2日(月)
今朝の日経の記事に興味深い記事が。
日本大学の富田章裕准教授が開発中の技術。
文字が書かれた紙をちぎって割り符にすることで、連絡先を交換することなく電子データを受け渡せるという。
破った紙片を相手に渡し、送る側は手元の紙片を撮影し、その画像と電子データを専用サイトに登録。受け取る側は渡された紙片を撮影しそのサイトに送り、両方の紙片の断面の形状や文字列の行数や文字数が合致したときにアップされた電子情報を受け取れるという仕組み。
紙片をなくしてもそれが割り符とは誰も思わないので、情報漏洩対策になると考えられている。
デジタルは便利ではあるが、現状の技術レベルでは限界もある。先月、金澤倶楽部の山田社長が講演で、「ネットはアナログとの融合に成功の可否がある」と言われていた。
アナログ業界の最たるところで商いとしている弊社として、今一度世間にアナログの有効性をPRしていかなければいけないと改めて実感。
世界で進むペーパー回帰・・・・という記事
電子化によるペーパーレスが著しく、中々厳しい日々が続く我が業界。
そんな中で、前にも書いた「プラスチック包材使用制限」類いのニュース記事を目にする機会が段々増えてきた。
今日まわってきた業界紙にも「世界で進むペーパー回帰」という記事がトップだった。抜粋すると。
【英国】
・使い捨てプラスチックの使用を2025年までに禁止する方針。
・エリザベス女王は王室施設内では食器に陶器やガラス、または紙コップに。
・大手食品スーパーは5年以内に自社ブランド商品のプラ製包装資材の使用をやめる。
【米国】
・マクドナルドがパッケージを再生可能な素材にすることを発表。2020年までに全世界で紙製容器包装類を認証紙またはリサイクル原料とすることを決定。
・カリフォルニア等の一部の州でプラ製レジ袋の使用を禁止し、再生可能な紙への転換が進む。
とある。ペーパーレスに苦しむ我が業界だからこそ、これだけクローズアップされているのかと思いきや、意外に世間一般的な問題のよう。
先週末、夕飯の支度をしながらテレビを聞いていたら、(どこの局か覚えていません)プラゴミの海洋投棄問題を特集でやっていた。
海鳥やウミガメの死骸を解剖すると胃から多くのプラスチックが出てきたとか。
海に漂うプラスチックゴミ。大きいものはすくって処分することは可能だが、ぶつかり合って最終的にマイクロプラスチックになってしまうと数百年から数千年も分解されず海底に沈殿してしまうとの事。
過大な期待はしていないが、業界としては微かな希望が見えるチャンスではあるので、遅れずについていきたい。
金沢問屋センター青年部会 委員会打ち上げ
3月19日(月)
本日は大西委員長率いるスキルアップ委員会の打ち上げ。今年度は親会50周年における提言発表について尽力頂きました。
で、お店がここ
焼肉 牛や 榮太郎 片町本店
石川県金沢市片町2−31−36
金沢の繁華街、片町の古民家にあるシックでオシャレな焼き肉店です。
上タン塩 と薄切りのカルビ
サーロインステーキ
和牛焼きしゃぶ
ホルモン
この他に、サラダ、カクテキ、ウィンナーとハーフ冷麺+120分飲み放題で
8500円
正直なところ、ボリューム感はいまいちでしたが、コスパはgood!
少なめに感じたのも、アルコールが見せた幻覚で、酔いが覚めてくにつれて満腹感が。本来はこれくらいで丁度イイんやね。ここでやめないから食べ過ぎてしまうことがよく分かりました。
母の快気祝い。恒例 春のショートtrip
3月10日(土)11日(月)
母の快気祝いに福井の鮨旅館、『花みずき温泉 鮨一』さんへ。
福井県丹生郡越前町樫津7−5 TEL 0778-32-3377
http://www.sushinoyado.info/
金沢から北陸道使って1時間半ほど。
お店から徒歩圏にはコンビニも無く、田んぼにぽつんと建っている一軒家にも関わらず楽天トラベルの評価が高かったので、以前から気になっていました。
築20年だそうですが、古さを感じさせない綺麗なお部屋で、温泉も御影石?の浴槽にイイ湯加減のお湯がたっぷり。24時間入れました。
目当てはお寿司屋さんならではの海鮮料理
ホタルイカとくえの皮の酢の物。くえの皮がコリコリとして絶妙な歯ごたえでした。
お造り:水がに、くえ、ヤリイカ、マグロ,甘エビ。今シーズン3回目、蟹のお刺身。身が甘くてトロけます。
初めてくえを食しましたが、正直なところ鯛と言われても分からないような・・・。貧乏性かな?
水がにの足。今回は蟹のコースじゃなかったのですが、仕入れたカニが余ってたのかな?できればここ、違う魚が食べたかった。
海鮮茶碗蒸し。こんな大きい茶碗蒸しは始めて。金沢と福井の食文化の違いか?
お寿司〜!やはりお寿司屋さん いくら、かに、トリ貝、甘エビ、アジ、くえ、中トロ、ヤリイカ これば絶品でした。いつもの回る寿司とは大違。
朝食。お米がとにかく美味しかった。ブリとニシン?の炊いたやつがご飯にものすごく合いました。
お食事はほんとうに大満足。ただ、少々品数が少なかったかな?多分仕入れをミスったのかと思う。クエや蟹が出てきた分食材費が上がって量を減らしたんじゃないかな?でもジジとババはあまり食べれないので、6人で丁度いい感じではありましたが。お部屋もお風呂もお食事もコスパ満点の旅館でした。次はいつ行こうかな?
番外編
お昼はソースカツ丼で有名なヨーロッパ軒総本店へ
福井県福井市順化1―7―4 0776−21−4681
営業時間 11:00am〜8:00pm 定休日 火曜日
総本店は始めて。近隣の100円パーキングが1時間無料なのがありがたかった。
11時45分頃到着。すでに10名ほど並んでいました。15分ほど待って中へ。
わたしはいつもこれ。ミックス丼(カツ2枚とエビ1枚)
エビは背を開いたもの。とんかつもうすいやつを目の細かいパン粉でからっと挙げ、特製の甘辛いソーズにからめたご飯がすすむ系のカツ丼です。
エビのプリプリ感がたまりません。ただ、ここエビもカツも丸岡店より小さいような。そういえば値段も安い?
朝の日課再開
3月7日(水)
弊社では、毎朝営業社員が社内の掃除をしてくれています。私の担当はトイレ掃除。もう亡くなられて3年ぐらい経つでしょうか?永野印刷の故永野博信さんが誘ってくれた日創研のセミナーで掃除研修を受けて以来、(実は5年ほどやらなかった時期がありましたが)現在も概ね毎日やってます。
とは言え、先月初旬とその翌週に同じ箇所を捻挫し、中々痛みが引かなかったのを言い訳にまたもや一ヶ月程サボっておりましたが、そろそろ良くなってきたので、今日から再開。研修での教えに習ってもちろん素手で便器を磨きます。
先週だったか、ホッピーの会社の社員が素手でトイレ掃除をしてて、ネットで炎上しておりましたが、なぜそんな事が炎上してるのかよく分かりません。手にキズがついてる場合は別ですが、素手で触れば汚れてる部分がよく分かりますしね。日々掃除していれば、触るのがためらわれるほど汚れる事もありません。掃除が終わってきれいになると心もスカッとしますしね。
ホッピーの件は、飲料を製造しているメーカーの社員が素手でトイレを触っていることに違和感を感じられていたようですが、人間の手ってそもそもトイレ掃除以外でも普通に汚いとこ触ってますよね。我が国のネット民はごく一部をクローズアップして大騒ぎしすぎでないかと感じます。
この1ヶ月間トイレほったらかしだったのかと言うとそうではありません。別に週に1度、女子社員さんが交代でトイレ掃除してくれてます。でも弊社ではそこで素手での掃除を強いるような事はしておりません。私を見習って自主的にやってくれることを期待しつつ10数年たっております。まだまだ精進が足りません。
プラスチック包材の使用制限?
最近、プラスチック製品使用を制限する風潮が世の中に出てきているようです。
イギリスの冷凍食品販売チェーンのアイスラン・フーズ社は1月に自社ブランド商品のプラスチック包装を2023年までに全廃すると発表しました。
台湾も2030年までにプラスチック製品全廃を発表しました。
オランダでもスーパーマーケットのエコプラザ社が世界初としてプラスチックゼロの売り場を設けたとCNNがニュースにしていました。
EU全体としても現状のプラスチック包材を2030年までに再生可能な素材にシフトし、さらにコーヒーカップ等の使い捨てプラスチック製品を段階的に使用禁止にしていくことを決めました。
最近このようなニュースをよく耳にするようになったのはどうも、昨年12月に中国が廃プラスチック類輸入の禁止措置を取ったのが原因のようです。
プラスチックのストローは1秒で生産出来ますが、そのストローを自然界で分解させるのに500年もかかるそうで。産廃の事はよく分かりませんが、先進国から排出されたプラごみの相当量が中国で受け入れられたいたんでしょうね。
そんな中、一昨日名古屋で日本製紙に訪問した際に聞いた話で、国内でも「エシカル消費」という言葉が耳にするようになってきたとか。
エシカル消費?後で調べてみましたらネットにこう書いてありました。
『エシカル消費とは環境への負担を最小限に抑え、自然を有効活用する”オーガニック”や“エコロジー”公正な労働と人権を確保し経済的自立を図る“フェアトレード”や“障がい者雇用”などをさす。』
今後、多少高くとも環境に負荷のかからないものが使われていくようになるでしょうとの事。
コンビニのレジ袋が40年前のようにクラフトの角底袋に変わったりするんだろうか?そういえばマックはいつからか紙の袋使うようになってたかも。
そこで日本製紙との商談で出てきた話が、フィルム包材に近いバリア適正を持つ紙包材『シールドプラス』
http://www.nipponpapergroup.com/products/package/thick_paper/post.html
上市したもののまだ課題が多く実用化には難儀しているそうですが、世の中の包装形態が劇的に変わる可能性を秘めているそうです。
これ書いているうち思い出しました。
テイクアウト用コーヒーをプラスチックの蓋をせず飲める紙製のカップだそうです。
JPさんが持ってこられました。さすがJPさん、目の付け所が早いです。
もちろんこれらの製品は当社でも取り扱いしております。ご要望のある方は弊社までお問合せを。
周近平国家主席による任期撤廃について
今朝の新聞に中国の国家主席任期撤廃についての記事が1面に出ていました。
共産党が唱える主義主張には決して相容れる事は出来ませんが、共産政権の元少々広めの枠を設定した中で、自由経済を推進するやり方はとても効率的で頭から否定するものでも無いと思っておりました。
中国共産党の優秀な人たちが互いに切磋琢磨しながら上に登っていき勝ち残った能力の高い7名が国を動かしていく。ただし、定年制があったからこそこのシステムはこれまでうまく機能していたのではないでしょうか?定年制が撤廃された今、周近平国家主席は皇帝と言っても過言では無いと思います。
最近読み返した田中芳樹の「銀河英雄伝説」でルドルフ・ゴールデンバウムという傑出した能力と野心を持った政治家がトップに登り詰め、王朝を開いたとありました。小説の話ではありますが、なんとなく今の中国とかぶって見えました。
高校時代に購入し、何度も読み返しています。