プラスチック包材の使用制限?

最近、プラスチック製品使用を制限する風潮が世の中に出てきているようです。

イギリスの冷凍食品販売チェーンのアイスラン・フーズ社は1月に自社ブランド商品のプラスチック包装を2023年までに全廃すると発表しました。

台湾も2030年までにプラスチック製品全廃を発表しました。

オランダでもスーパーマーケットのエコプラザ社が世界初としてプラスチックゼロの売り場を設けたとCNNがニュースにしていました。

EU全体としても現状のプラスチック包材を2030年までに再生可能な素材にシフトし、さらにコーヒーカップ等の使い捨てプラスチック製品を段階的に使用禁止にしていくことを決めました。

最近このようなニュースをよく耳にするようになったのはどうも、昨年12月に中国が廃プラスチック類輸入の禁止措置を取ったのが原因のようです。

プラスチックのストローは1秒で生産出来ますが、そのストローを自然界で分解させるのに500年もかかるそうで。産廃の事はよく分かりませんが、先進国から排出されたプラごみの相当量が中国で受け入れられたいたんでしょうね。

そんな中、一昨日名古屋で日本製紙に訪問した際に聞いた話で、国内でも「エシカル消費」という言葉が耳にするようになってきたとか。

エシカル消費?後で調べてみましたらネットにこう書いてありました。

エシカル消費とは環境への負担を最小限に抑え、自然を有効活用する”オーガニック”や“エコロジー”公正な労働と人権を確保し経済的自立を図る“フェアトレード”や“障がい者雇用”などをさす。』

今後、多少高くとも環境に負荷のかからないものが使われていくようになるでしょうとの事。

コンビニのレジ袋が40年前のようにクラフトの角底袋に変わったりするんだろうか?そういえばマックはいつからか紙の袋使うようになってたかも。

そこで日本製紙との商談で出てきた話が、フィルム包材に近いバリア適正を持つ紙包材『シールドプラス』

http://www.nipponpapergroup.com/products/package/thick_paper/post.html

上市したもののまだ課題が多く実用化には難儀しているそうですが、世の中の包装形態が劇的に変わる可能性を秘めているそうです。

これ書いているうち思い出しました。
テイクアウト用コーヒーをプラスチックの蓋をせず飲める紙製のカップだそうです。
JPさんが持ってこられました。さすがJPさん、目の付け所が早いです。


もちろんこれらの製品は当社でも取り扱いしております。ご要望のある方は弊社までお問合せを。