周近平国家主席による任期撤廃について

今朝の新聞に中国の国家主席任期撤廃についての記事が1面に出ていました。
共産党が唱える主義主張には決して相容れる事は出来ませんが、共産政権の元少々広めの枠を設定した中で、自由経済を推進するやり方はとても効率的で頭から否定するものでも無いと思っておりました。
中国共産党の優秀な人たちが互いに切磋琢磨しながら上に登っていき勝ち残った能力の高い7名が国を動かしていく。ただし、定年制があったからこそこのシステムはこれまでうまく機能していたのではないでしょうか?定年制が撤廃された今、周近平国家主席は皇帝と言っても過言では無いと思います。
最近読み返した田中芳樹の「銀河英雄伝説」でルドルフ・ゴールデンバウムという傑出した能力と野心を持った政治家がトップに登り詰め、王朝を開いたとありました。小説の話ではありますが、なんとなく今の中国とかぶって見えました。


高校時代に購入し、何度も読み返しています。