ソフトバンク上場

11月27日(火)
元来ものぐさの性格で、この3連休でたまった郵便物の整理をしていたところ、ソフトバンク株式会社上場の案内が証券各社から届いていました。そういえば先々週くらいから、会社のデスクにも「証券会社からソフトバンク上場の件で着電あり。」のメモが毎日のように貼られています。

全く興味は無かったのですがちょっと調べてみたら、今回は1,603,693,700株の売り出しで、2兆6千億円ほど調達予定とか。「売り出し?」そう、公募かと思っていたら売り出しなんですね。

株は気が向いたらたまに売り買いする程度で素人みたいなものですが、新規に株式を発行する公募増資は事業目的が明確なのでポジティブ、売り出しはどちらかというと株主が利益を得る意味合いが強くネガティブと認識しています。

ということは今回のソフトバンクの上場は、あまり良い意味合いでは無い?

あまりまじまじとソフトバンクグループの決算書見た事無かったですが、有利子負債だけで17兆円もあるんですね。自己資本比率なんて16%しか無い。もちろん、通常のものさしで測れるものでは無い事は承知していますが、それでも少な過ぎでは無いかと。

テレビCMをじゃんじゃんうったり、証券各社が血眼になって動いていて、あまりに物必死さをみると今回の上場は有利子負債の圧縮が目的かと勘ぐってみたりしたくなります。