SDGsと紙ストロー

2018年11月21日(水)
先般SDGs(Sustainable Development Goals)のセミナーを受けてきました。最近よく目にするので名称ぐらいは知ってましたが、なんの事か調べもしてませんでした。(反省)

フランスが、ガソリン車を2040年までにやめるとか、我が国の働き方改革もこの一環だとか。

このSDGs国だけでなく、企業も表明していて、世の中を騒がしている紙ストローの件も元はSDGsの流れだそうです。

マクドナルドは「2025年までに全パッケージを再利用素材、再生素材、森林管理協議会(FSC)の認証取得済素材に切り替える」スターバックスは「環境にやさしく安全な資材の開発、省エネなどの環境負荷低減。倫理的な調達(Ethical Sourcing ) 」とありました。

ではなぜストローなのか?

プラスチックを使ってる数量が少ない割には世間一般に対するインパクトが大きく、自社への影響が軽微だからというのが本音だと思います。

もう一つ、ストローで色々検索してたときにこれもそうかなぁ?という理由をみつけました。

英語のことわざで

”It is the last straw that breaks the camel's back.(最後の藁一本が駱駝の背を折る)”というのがあります。

意味は
「もうこれ以上は重くて無理というくらい多くの荷物を背負わせた駱駝に、これくらいは大丈夫だろうと軽い藁を一本載せてしまったがために、積載限界を超え駱駝の背骨が折れてしまい、結局はすべての荷物が運べなくなってしまうということの表現。限界を超えた状況では、ほんの些細なことが大事故を引き起こす原因となるという戒め。」
とあります。日本では「アリの一穴」が意味合いとして近いですかねぇ?

マックもスタバもアメリカの企業。世の中の環境負荷が限界に来ている事とこのことわざの藁(ストロー)を掛けてみたのかも。