32年前のハロウィーンの思い出

32年前、1986年10月31日のハロウィーンは本場アメリカで体験しました。

丁度金曜日の夜。アメリカでは子どもが高校生ぐらいになって手が離れると、両親が夫婦だけで週末旅行に出かける慣習があり、たまたまこの日は仲の良かった友人宅がそうでした。という訳で、その友人宅に他数人とお泊まりハロウィーンパーティー
アメリカのパーティーといえば、Beastie Boysが歌う"You gotta fight for you right to party〜♪"のイメージですが、この日はご両親了承の上で、少人数の大人しいパーティー。(ちょっとだけ羽目は外しましたが)

当時は高校2年生。着替えを持ってこいと言うのでてっきり仮装して“Trick or treat”ってやるのかなと思いきや、デイバッグにトイレットペーパーとシェービングクリームと生卵を詰められていざ出陣???

小さい田舎町でしたので、街中には同じように卵とシェービングクリームを持った同じ高校生達でいっぱい。すれ違いざまに相手に卵をぶつけたり、シェービングクリームをかけたり、トイレットペーパーを投げたりする戦いが始まりました。おぼろげにではありますが年間通じて最高に楽しいひとときであったと記憶しています。今思うと何が良かったのかさっぱり分かりませんが。

そういえば街中もぐちゃぐちゃになっていたはず。掃除された方々は大変やったと思います。ネットの記事で、アメリカ人による渋谷ハロウィーンの批判記事見たけど、あんたらも大概やろ!

手持ちの卵やシェービングクリームが無くなり、全身卵とクリームでデロデロになった頃に友人宅へ帰宅。順番にシャワーを浴びてから、出前したピザでパーティー。みんな未成年なので、通常ここはコーラなのですが、その日は両親がいないのでこっそり、封のあいたウイスキーテキーラ、ワインなどを減ったのが分からないぐらい少しずつ回し飲み。現代の日本では考えられない事かな?もちろん泥酔する事なく、ほろ酔い程度で、夜遅くまで語り合った事思い出しました。

毎年10月31日になったら浮かんでくる良き思い出です。