古紙貿易の実態

4月11日(水)
学習帳による繁忙期も終わってようやく一息。
多忙を言い訳にデスクに積み上げてあった業界誌に古紙についての記事が。

2016年の実績で国内の古紙回収率は81.3%。利用率は64.2%。

私がこの業界に入った20数年前は確か50%程で、55%まで伸ばそうとしていました。もうほぼ限界くらいまで回収してる感じです。

ちなみに、回収された古紙の2割は輸出されており、そのうち7割が中国です。

この中国が2018年1月より、ミックス古紙の輸入を不可としたため、国内外で様々な混乱をきたしています。

日本から輸出されるミックス古紙は割と状態の良いもので、本音としては中国国内でも規制をかけて欲しくない部類であり、味噌も糞もいっしょくたにされているのが現状です。

原材料としての古紙の供給が減って、段ボール製造に苦慮しているようですが、以外に中国国内の古紙収集も頑張っているようで、ちょっと前まで10%前後ときいていた(うろ覚えです)が2016年には50%まで上昇しており、先進国の平均が60%であることを鑑みると、かなり頑張っているようであります。
それでも足らない分は段原紙の輸入で対応しているとか。

実はミックス古紙の輸出が止ったことで、日本国内で発生する70万tがゴミ化するとみられています。古紙問屋の在庫能力も5〜6月で限界がくるとされていて、そろそろ問題が表面化されてくるのではないでしょうか?

数年前、静岡に最新のDIPと抄紙機を設置したS製紙さんは、原料を安価に仕入れる事ができて、ますます中小家庭紙メーカーの格差が広がっていく気がします。



昨晩はちょっとした行き違いで夕飯が用意されておらず、どこかで食事をと思い業界の会議の後会社の近辺を車で走っていたところ。

先般問屋町の人形屋 H君がスタ丼の唐揚げ鬼盛りを食べたという話してたの思い出してよせばいいのに空腹のあまり入ってしまいました。、で、またよせばイイのに8個盛りを頼んでしまってものすごく後悔。
まずはタレがかかっておらすご飯に味がないので、単なる唐揚げ定食。これを丼って言ったらダメやろう。
あと、脂っこさとご飯の量が今となっては半端なく、このお店3回目ほどですが初めて残しました。ごめんなさい!!

伝説のすた丼屋 金沢大河端店
http://sutadonya.com/shop/%e9%87%91%e6%b2%a2%e5%a4%a7%e6%b2%b3%e7%ab%af%e5%ba%97/