絶品フレンチ

12月27日(木)

昨晩は(協)金沢問屋センター青年部会の12月役員会と忘年会

肉とワインが自慢のフレンチ「Griller Joe」さんで開催。

http://www.grillerjoe.com/

犀川大橋から北へ3分ぐらいの川沿いのお店です。

立場上、月に数回宴席有りの会合に参加せねばならず、最近はホテルのフレンチ率がとても高い。であるからフレンチと聞いてもあまり食指が動かない私。

単に自分の舌にフレンチは合わないだけで、決して、贅沢を言っているのではありません。出てくればもちろん美味しいと思って食してはいます。

が、高い会費の割には満足度がと低いので、フレンチと聞くと、少々うんざり感があります。

フレンチよりも、焼き鳥おでん、せんべろの店を好む私ですが、ここ「Grille Joe」さんだけは別格でした。

肉が自慢というだけあって、肉が最高に美味い。スモークした熟成肉はどれも柔らかくて、口の中でとろけるような感じでした。ここの肉は飲み物です!と言っても過言で無いくらい美味でした。

本日は大皿料理で飲み放題込みで一人1万円。コスパも最高!再訪有りのお店です。


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カスハラ(customer harassment )

帰社途中、テレ朝のワイドスクランブルで『カスハラ』について特集をしていました。

初めて聞いた言葉でしたが、なんとなく自分の悪口を言われてるような語感が気になって、ついボリュームあげて聞き入ってしまいました。

カスタマーハラスメントの略で、店員に対する客による常識を超えたクレームや暴言などの行為を指します。

「完食した後につけ麺のスープが冷たかったからとの理由で代金を支払えない。」

「自分の好みに合わなかったから、代金は支払わないし精神的苦痛を受けたから慰謝料を払え」

とか、常識では考えられない事をする客が増えているそうです。

コメンテーターは企業が頑張りすぎて、客が従来のサービスに満足しなくなってきたのが原因と分析してました。

私は

ツイッターやインスタ等で簡単にあること無いことを匿名で発信出来るようになり、根拠が無くてもインパクトが強ければ割と簡単に拡散されるようになり店側もそれを恐れている。

コンプライアンスの名のもと、ありとあらゆる事が雁字搦めで遊びが無くなり、心に余裕を持てなくなってきている人たちが増えてきている。

所得格差の拡大に不満を持つ人たちも増えてきている。

といった事もあるんじゃないかと思っています。

最近心にゆとりを持てない人たちがホント増えているような気がします。「まあそれくらいイイじゃないか」という肝要さが無く、とかく白黒をはっきり付けたがる。欧米人の考え方にそまってきてるんですかねぇ?

そういえば、留学してたときに、「好きでもないけど、嫌いでもない」という表現をまわりはなかなか理解してくれなかった事思い出しました。

ある意味日本人が持つあいまいさや、まあそれくらいという肝要さが人間関係を円滑にしてきたのに、白黒はっきりさせる風潮がこの「カスハラ」のようなひずみを産んだのではないでしょうか。

日本を滅ぼす岩盤規制:デジタル教科書

12月18日(火)
年の瀬も押し迫り、忙しなくなってきました。

経済評論家の上念司氏が書かれた

『【日本を亡ぼす岩盤規制】謎の制限!? なぜ「デジタル教科書」は広まらなかったのか』http://www.zakzak.co.jp/soc/news/181215/soc1812150015-n1.html

という記事を読みました。

デジタル教科書について文科省が打ち出した「紙の教科書に代えてデジタル教科書を使用する授業は、各教科等の授業時数の2分の1に満たないこと」という制限についての反論されています。


ゆとり教育が終わり、厚く重くなった教科書を子ども達に持たせるのは可哀想だ
タブレットに教科書にすれば、重量と家庭学習に関する問題が解決する。
文科省は子どもの安全と、学習効率を犠牲にして教科書利権を守ろうとしている。

と3つの根拠をあげられていました。

この文科省が電子媒体の利用を半分に制限していたという事実は知りませんでしたが、半分の妥当性は置いといて制限する事は理にかなっていると思います。

私は紙屋ですので、電子教科書の導入には反対です。というか適切な利用をすべきと考えています。

理科や社会、英語のヒアリングなんかは動画を利用することで理解度が深まると言われていて、これには異論はありません。

対して、国語や数学などはノートに書き込んで反復練習することが肝要ですし、暗記についても教科書にラインを引いたり、ノートに書き写したりして覚えていくもんではないでしょうか?

製紙メーカーさんがよく、「『電子媒体よりも紙媒体が脳に与える刺激が断然強い。PCで文字を打ち込むよりも紙に書くことの方が記憶に残りやすい。』と脳科学者が証明しているんですよ!」という話をされます。

この脳科学者の名前が分からず、ネットを探してみても妥当な文献は出てこないのですが、それらしき事書いている記事は結構出てきます。

「書く」ことで、なぜ人生に差がついたのか?脳にいい【成功者の習慣】
http://こぴたつ.com/copywriting-habit

なぜタイピングより「手書き」は効き目があるか
https://www.lifehacker.jp/2013/02/130204writing_than_typing.html

スマホが記憶力を低下させるワケ、1万人の脳を治療してきた医師が明かす
https://diamond.jp/articles/-/147374?page=2

他にも色々書いている方いらっしゃいますが、それなりに的を得ているのでしょうか。

私も、スマホに入れたスケジュールは頭に入ってないこと多いですが、手帳に手書きしたものは割としっかり覚えています。

ランドセルが重いと言いますが、600万人いる小学生のうちどれだけの子ども達が苦痛と感じているのでしょうか?

うちの子ども達に聞いてみたところ、そんなこと露とも思っていませんでしたし、まわりにもそんなこと言ってる親御さんもいらっしゃいません。

重すぎて身体に影響がでてきて社会的な問題になるなら別ですが、子どもは甘やかしてはいけないと思います。

電子化すれば効率は上がるかもしれませんが、脳に対する影響を考えると本当に学力が上がるのか疑問を感じます。

本当に学力が上がるのであれば、変えれば良いと思いますが、子ども達の教育が日本の未来を決めるといっても過言ではありませんので、じっくり調査しながら導入を検討すべきと思います。

教科書利権なんて、中小中堅出版社がメインの業界でそれこそ電子化で下降気味の状況に、官公庁を動かす力があるとは思えません。

逆にタブレット利権の方が圧倒的に大きいのでは?

なんとなく偏った趣旨の記事と感じ、思いを綴らせて頂きました。

京都府亀岡市がレジ袋禁止条例制定を目指す

京都府亀岡市が2020年までにレジ袋禁止条例の制定を目指すと発表しました。

おそらく流行に乗ったというところでしょうか。

京都新聞の記事によるとレジ袋の代替えに紙袋を利用した店舗には補助金を出すとあります。

紙の使用量が増えるという事は、我が業界にとってとてもありがたい事ではありますが、業界人だからこそ見えてる問題点もあります。

紙袋はレジ袋に比して単価が10倍以上するので、いくら補助金が出るとはいえ企業側の負担が厳しいというのが記事にも書いてありました。

実は供給サイドとしても、切実な問題を抱えています。


レジ袋の使用量は「年間305億枚」とあちこちのネットの記事に書いてありましたが、正確な枚数を提示しているサイトはありませんでした。

実際のところはどうなのか、具体的な数字を調べてみました。

以前、日本ポリオレフィンフィルム工業組合のページに掲載されていたように記憶していたので、調べてみたら現在はt数のみの表記となっていました。

http://www.pof.or.jp/data/files/POF-y1.pdf(ポリオレフィン袋出荷状況)
http://www.pof.or.jp/data/files/PEBag-y1.pdf(折りエチレン袋輸入状況)

305億枚の数字は国産・輸入の合計が30万トンぐらいの時に、LLサイズの9.9g/枚で産出した数量との事でした。おそらく2002年頃のデータと思われます。

では直近の2017年の数字を見てみると、国産レジ袋が8.5万トン、輸入が28万トン(ポリ袋の半分がレジ袋と想定されている)の合計が36.5万トン。レジ袋でLLサイズなんかはほとんど出ないので、出筋の35と40の平均重量を6g/枚として計算すると、なんと600億枚使用していることとなります。

ご当地石川県は10年ほど前から、レジ袋を有料化しています。他地域でも同様の状況なので、レジ袋全体の使用量は減っていると思いきや、逆に増えているんですね。なんでなんだろう?

少し話しがズレてしまいました。

全体で600億枚、国産の部分だけでも150億枚の需要に対して、現在国内紙袋メーカーの年間生産数量が約40億枚。あとどれくらい生産余力があるのかは分かりませんが、せいぜい何割増やせるかです。

ここで、一気にレジ袋の紙化を勧めると生産がパンクするのは火を見るより明らか。


仮にマシーンを増設して生産能力を増やすとしても、化成品との生産スピードが全く違うので、遠い未来の事は分かりませんが、ここ数年で代替え分を紙で賄うのは不可能であると断言しても良いです。

紙をたくさん使うことになる条例を制定して頂く事は大変うれしい話なのですが、生活に影響が出ないようバックグラウンドをきっちり把握してから行ってくれることを拙に願います。

母校より二人目のNPB選手が誕生

12月2日(日)
私の母校である石川県立金沢西高等学校は設立45年で、そろろそ老舗と言っても良い歴史を積み重ねてはいるのですが、他校が我々よりも断然長く残念ながらまだ新しい学校のイメージが否めません。一応進学校ではあるものの、我が母校ながら学力もスポーツもあまりぱっとするところの無い、可も無く不可も無い学校というのが一般的な評判であります。

その母校より、二人目のNPB選手が誕生致しました。長身から投げ下ろすストーレトと2シームを武器としている泉圭輔選手ソフトバンクのドラフトにかかりました。石川県よりNPBの選手になっているのは40数名しかおらず、我が母校としてはものすごい快挙です。

野球部が主体となって激励会が開催されるとのことで、同窓会の役員を代表してご挨拶をさせて頂きました。

ま、同窓会を代表してと言うと聞こえは良いですが、役員の中で下っ端が面倒くさい案件を押しつけられたってのがホントのところです。

会場入りするとテレビカメラが3台設置されていて、マスコミと思われる方々が10人ぐらいはいました。割と軽く考えていたので、ちょっとびっくり!

テレビカメラの前で喋ったのはこれで4回目。もともとスピーチはあまり上手くありませんが、テレビカメラが構えられていようと、人前で喋ることは苦じゃなくなってきました。何事も経験の積み重ねです。


来賓の特権で、泉選手と最初に写真撮ってもらいました。


最近ヤクルトから日ハムに移籍した、谷内選手も後輩となります。一緒に撮って頂きました。

この二人には是非頑張って頂きたいものです。

ソフトバンク上場

11月27日(火)
元来ものぐさの性格で、この3連休でたまった郵便物の整理をしていたところ、ソフトバンク株式会社上場の案内が証券各社から届いていました。そういえば先々週くらいから、会社のデスクにも「証券会社からソフトバンク上場の件で着電あり。」のメモが毎日のように貼られています。

全く興味は無かったのですがちょっと調べてみたら、今回は1,603,693,700株の売り出しで、2兆6千億円ほど調達予定とか。「売り出し?」そう、公募かと思っていたら売り出しなんですね。

株は気が向いたらたまに売り買いする程度で素人みたいなものですが、新規に株式を発行する公募増資は事業目的が明確なのでポジティブ、売り出しはどちらかというと株主が利益を得る意味合いが強くネガティブと認識しています。

ということは今回のソフトバンクの上場は、あまり良い意味合いでは無い?

あまりまじまじとソフトバンクグループの決算書見た事無かったですが、有利子負債だけで17兆円もあるんですね。自己資本比率なんて16%しか無い。もちろん、通常のものさしで測れるものでは無い事は承知していますが、それでも少な過ぎでは無いかと。

テレビCMをじゃんじゃんうったり、証券各社が血眼になって動いていて、あまりに物必死さをみると今回の上場は有利子負債の圧縮が目的かと勘ぐってみたりしたくなります。

SDGsと紙ストロー

2018年11月21日(水)
先般SDGs(Sustainable Development Goals)のセミナーを受けてきました。最近よく目にするので名称ぐらいは知ってましたが、なんの事か調べもしてませんでした。(反省)

フランスが、ガソリン車を2040年までにやめるとか、我が国の働き方改革もこの一環だとか。

このSDGs国だけでなく、企業も表明していて、世の中を騒がしている紙ストローの件も元はSDGsの流れだそうです。

マクドナルドは「2025年までに全パッケージを再利用素材、再生素材、森林管理協議会(FSC)の認証取得済素材に切り替える」スターバックスは「環境にやさしく安全な資材の開発、省エネなどの環境負荷低減。倫理的な調達(Ethical Sourcing ) 」とありました。

ではなぜストローなのか?

プラスチックを使ってる数量が少ない割には世間一般に対するインパクトが大きく、自社への影響が軽微だからというのが本音だと思います。

もう一つ、ストローで色々検索してたときにこれもそうかなぁ?という理由をみつけました。

英語のことわざで

”It is the last straw that breaks the camel's back.(最後の藁一本が駱駝の背を折る)”というのがあります。

意味は
「もうこれ以上は重くて無理というくらい多くの荷物を背負わせた駱駝に、これくらいは大丈夫だろうと軽い藁を一本載せてしまったがために、積載限界を超え駱駝の背骨が折れてしまい、結局はすべての荷物が運べなくなってしまうということの表現。限界を超えた状況では、ほんの些細なことが大事故を引き起こす原因となるという戒め。」
とあります。日本では「アリの一穴」が意味合いとして近いですかねぇ?

マックもスタバもアメリカの企業。世の中の環境負荷が限界に来ている事とこのことわざの藁(ストロー)を掛けてみたのかも。